山梨大学大学院工学総合教育部修士課程(工学領域)人間システム工学専攻

What?ー人にやさしい未来のテクノロジー、新しい「人間システム工学専攻」です。

 古くは人に代わって様々な物を作り出す技術が工学の目的でした。さらにそれが形のある、あるいはない物でも、環境に負荷をかけずに生産され、運転されることが求められてきました。ところが現在、技術が高度化すればするほど、人間はその技術を使いこなす訓練が余儀なくされてしまうという問題が発生しました。逆に、自動、無人運転が可能になるほど、予測、対処できない危険が増すといった問題も明らかになっています。特にこれらの問題は工学の成果が人に応用されるとき、つまり生活の質の向上を目指す医療、福祉あるいは危機管理といった場面で顕著となってしまったのです。そこで「人間システム工学専攻」では、その成果が人間の一部として同化される工学を研究開発する、つまり「人にやさしい未来のテクノロジーを追究する」ことを目標としています。
 現代日本の抱える、高齢化社会に対応した福祉、省エネルギーといった概念に象徴される低炭素化、少子化や情報化社会といった諸問題への対応に重点を置いた工学、つまり「人と環境にやさしいテクノロジー」の研究開発が、今最も求められています。こうした要求を満たす人材を育成する場として、人間システム工学専攻が存在します。
 そこで、「人間システム工学専攻」は工学技術と医学を融合し、人間、環境、社会にその視点を向け問題解決を図り、工学を社会と人間にとってより良いものにすることができる総合的な知識と技術を持った人材の育成を目指しています。